妊娠時の摂取に注意が必要な栄養成分

妊娠時の摂取に注意が必要な栄養成分を知る

葉酸や亜鉛、鉄分などは妊婦さんにとって積極的に摂取するべき栄養素です。妊娠していない女性よりも多く意識して食事やサプリメントから摂取する必要があります。

 

一方で、妊娠中の女性が摂取に気をつけるべき栄養素もあります。その栄養成分の摂取が過剰になってしまうと、母体に悪影響があるのはもちろん、胎児に先天性の異常が発症してしまう可能性もあります。しっかりと学び、余計なリスクを抱えないようにしましょう。

 

以下にその代表的なものをまとめていきます。

 

ビタミンA

ビタミンAの過剰摂取は胎児に先天性の奇形を発症させる可能性があります。ビタミンAは動物性の食品に多く含まれています。その中の栄養成分である「レチノール」という成分の過剰摂取が胎児の奇形につながるとされています。

 

レチノールを含むビタミンAは以下のような食材から摂取されます。

 

  • 豚レバー
  • 鶏レバー
  • 牛レバー
  • アンキモ
  • うなぎの蒲焼

 

これらの食品は鉄分を多く含んでいるために、妊婦さんの中には積極的に摂取してしまう方もいるようです。

 

しかし、特にレバーなどは100g程度でも妊婦さんにおけるレチノールの過剰摂取につながるので、極力摂取を控えるようにしましょう。

 

水銀

水銀を妊婦さんが摂取することで、胎児へ知力、運動、視力などへの障害が発症する可能性があります。

 

意図的に水銀を摂取することはまずないと思いますが、大型魚などには水銀が多く含まれていることもあります。全くこれらの魚類を食べるなというわけではありませんが、週一ほどに抑えておくのが安全でしょう。

 

水銀は以下のような食物連鎖の上位にいる大型魚に多く含有されています。

 

  • マグロ
  • クロムツ
  • クジラ
  • キンメ

 

大型魚を摂取する時には食べ過ぎに注意しましょう。

 

リン

リンという栄養成分を過剰に摂取してしまうことで、カルシウムや鉄分といった妊婦さんに重要な栄養成分の吸収が阻害されてしまいます。

 

なので、妊婦さんはリンを含む食品は出来るだけ控えるのが無難です。リンは加工食品やジャンクフード、スナック菓子などに含まれています。

 

  • 加工食品
  • 清涼飲料水
  • インスタント食品
  • プロセスチーズ
  • ハム

 

どうしても手軽さからこれらの食材で食事を済ませたくなることも分かります。また、時にはジャンクフードの味が恋しくなることもあるでしょう。

 

しかし、妊娠期間に食べたものはお腹の赤ちゃんに直接影響を与えます。なので、可能な限りそれらリンを多く含む食品は避けるべきでしょう。

 

塩分

妊娠中は減塩をするのが基本となります。妊娠中の塩分の摂り過ぎは妊娠中毒症を引き起こす可能性があります。基準としては、1日に8g以下とされています。

 

  • ファストフード
  • スナック菓子
  • レトルト食品

 

これらを日常的に食べていると、1日8gの塩分はあっという間にオーバーしてしまします。「胎児のため」とこれらの食事は控え、できるだけ自炊をするようにしましょう。