産後や授乳期間にも葉酸は必要な栄養素

産後や授乳期間にも葉酸は意識的に摂取する

厚生労働省の情報発信によると、葉酸を意識して摂取するべき期間としては、妊娠の1ヵ月前から妊娠後3ヶ月目までとされています。この期間の間は、毎日0.4mgの葉酸をサプリメントなどを通じて継続的に摂取する必要があるということです。

 

ここで問題になってくるのが、この妊娠後3ヵ月を超えてからは、葉酸は意識してサプリメントなどで摂取する必要がないのかということだと思います。

 

結論から言ってしまうと、葉酸は妊娠後3ヵ月を過ぎても、なんなら出産を経て授乳期間になったとしてもサプリメントなどを通じてしっかりと摂取したほうが良いものです。

 

葉酸は、結局のところは、ビタミンB群の一種であり、身体の調子を整えるために重要な役割を果たす栄養成分です。何もお腹の赤ちゃんの障害を防ぐためだけの栄養成分ではないということです。

 

特に、出産後にはホルモンバランスなどが乱れることもあります。そのような時期には、葉酸を含めた各種ビタミン・ミネラルの摂取が大切になります。

 

授乳期間には葉酸不足になりやすい

授乳期間には、ママは赤ちゃんのために母乳を作り出さなければいけません。自分身体を維持するための栄養成分に加えて、この母乳を作るための栄養成分も余計に摂取しなければいけないということですね。

 

この授乳期間に特定の栄養成分が不足してしまうと、質の悪い母乳につながってしまうとされます。

 

そのため、授乳期間には、1日に0.34mgの葉酸を摂取することが推奨されています。妊娠後3ヵ月目までの0.4mgよりは若干少ないですが、それでも妊娠してない成人女性の1日の摂取量であるところの0.2mgよりは多い量です

 

。この量を日々コンスタントに摂取することが、質の高い母乳につながるということですね。

 

葉酸の子宮回復効果

産後には、出産により子宮がダメージを受けています。このダメージの回復を促進させる作用が葉酸にはあるとされています。

 

葉酸は、細胞分裂をサポートする栄養成分です。この作用が、ママのダメージを受けてしまった子宮の回復にも活躍するということです。

 

この意味においても、産後の葉酸摂取は大事であると言えるでしょう。

 

きちんと葉酸の量を調整しよう

気をつける点としては、妊娠後3ヵ月目を過ぎると、サプリメントを通じて摂取するべき葉酸の量が少なくなるということです。

 

サプリメントに関しても、今までより量を減らす必要があります。たいていの場合、サプリメントは4粒ほど飲むことで0.4mgの葉酸が摂取できるようになっています。

 

1粒で0.1mg程度の葉酸ぐらいのイメージですね。なので、この4粒の葉酸サプリメントを3粒に変更するなど工夫して、その時期にあった葉酸の摂取量にするようにしましょう。