ダウン症の検査は妊娠初期からできる

ダウン症は妊娠初期から検査できる

ダウン症は遺伝子疾患のひとつです。ダウン症児の一番の特徴としては、以下のようなものがあります。

 

  • ダウン症児特有の顔つきや体つき
  • 運動機能の発達の遅れ
  • 知的障害の症状
  • さまざまな領域にわたる合併症

 

これらのダウン症の特徴は、人によって差異があり程度はさまざまです。最後にあげた合併症によって以前は長く生きられない疾患とみなされていた時期もありました。

 

しかし、最近では医療技術の発達や社会のサポート体制が整ってきたこともあり、ダウン症の方の平均寿命は60歳にまで伸びています。

 

また、ダウン症は高齢出産であるほどに発症確率が高くなるものであるとされています。最近では、女性の晩婚化が進んでいる背景もあり、それにともないダウン症児が生まれる確率はどんどん上がっているようです。

 

母親が20代前半の場合は1,000人に1人、40歳以上の場合は100人に1人がダウン症児を出産するとされています。

 

ダウン症の出生前診断とは

産まれてくる自分の子どもがダウン症であるかどうかは、出生前診断によっておおよそ知ることが出来ます。

 

検査方法によっても変わりますが、妊娠初期においてもダウン症かどうかを判断する検査は受けることが可能になっています。以下にメジャーな検査方法について簡単にまとめていきます。

 

エコー検査

妊娠11週目ぐらいから出来る検査です。エコーで胎児の身体にダウン症の兆候があるかを確認します。

 

妊婦健診の過程で行われるものであり、特別な費用はなく受けることが出来ます。ただ、ダウン症の疑いがあるかどうかをチェックするだけであり、ダウン症の確定寝台診断はすることができません。

 

母体血清マーカーテスト

妊娠15週目ぐらいから受けられる検査です。妊婦さんの血液を採取し、その濃度をチェックすることによって胎児の染色体異常を確認するものです。

 

費用は1万円から2万円ほどで手頃に受診することができるので、多くの妊婦さんが利用している検査となっています。

 

羊水検査

妊娠15週目から17週目ぐらいの検査です。お腹に注射することで羊水を採取し、胎児に染色体異常があるかを判断します。

 

この検査におけるダウン症の感度は99%以上となっており、確定診断に使用されることもあります。費用は12万円から15万円と高額であり、また0.3%ほどですが流産に至る危険性もあります。

 

絨毛検査

じゅうもう検査は妊娠10週目ぐらいから受けられます。妊婦さんのお腹に針を指したり、子宮頸部にカテーテルを挿入することで絨毛を採取する検査です。

 

ダウン症診断の精度はかなり高く、確定診断に用いられます。費用は10万円から20万円ほどで、羊水検査と同様に1%ほどの確率で流産となってしまうリスクもあります。

 

まとめ

出生前診断の受診には是非がありますが、以上のような検査は妊婦さんの権利です。興味があれば、積極的に受けてみるのが良いと思います。